ピアノ弾き合い会と教則本の話
どうも、にしです。
先日、ピアノ仲間のおじさまが主催する弾き合い会に参加してきました。なんとか月光3楽章とその他諸々の曲を弾く事ができて、充実した会になったんじゃないかと思います。
おじさまは月光1楽章と2楽章を弾いていて、「まだ全然なんですよ~」とか言いながらも様になっていたし、他の方もモーツアルトとかショパンとかいろいろ弾かれててめっちゃ上手で僕もたっぷりと刺激を頂いてきました。
僕みたいな独学で自己満足で家でしかピアノ弾かない者にとっては、他の方の演奏を生で聴くというのはとても貴重な機会なのです。
あと、他人の演奏は批判せず、良かった所を褒めちぎるような民度の高い人たちが集まったのは一つの収穫だったと思います。ピアノの演奏って、どんな風に弾いてもある程度のケチはつくものなんですよ。YouTubeに動画あげたことあるのでよくわかります。
例えばミスのない演奏は、ある人には丁寧に聞こえたり、またある人にはロボット的でつまらなく聞こえたり。人によって感じ方が違うし、どっちに目がいくかも違うものなんですよね。
そんな中で積極的に良い所を見つけて相手に伝えるということをみんなやっていたのでね。凄く居心地がよかったです。
で、弾き合い会が終わった後に喫茶店でダベってた時のこと。
おじさまに「にしさんは教則本使うなら何がいいと思う?」と質問されました。
ピアノの教則本といえば、初心者におなじみのバイエル、バーナムなどなど。それから指の鍛錬としてハノン、ピシュナ、各作曲家のエチュードなどなど。
たくさんあって、どれ使うか迷いますよね。
実は僕もピアノを再開したときはめちゃくちゃ迷いました。教則本ジプシーになって、「どれをやれば一番上手くなれるか?」の答えが知りたくていろいろ手を出しました。もちろん、答えはみつからず(笑)
で、まあ、写真の記事でも書いたんですけど・・・まずは本に忠実に従って型を身に着けるのが大事だと気づきました。
結論を言うと「教則本は売ってるものならなんでもいい」と思います。ただ、最初からショパンエチュードみたいな難易度の高いものを選んじゃうとシンドイので、自分のレベルに合ったもの選ぶ必要がありますけどね・・・
ピアノ教室の先生のオススメがあれば、それを買うのが一番。
因みに、参考までに言うと僕のオススメはこの2つです。
コルトーのピアノメトードとバッハのインベンションとシンフォニア。
僕は再開当初からなるべく鍵盤から指を離さず、上体もブレない姿勢で弾く事を目指していたので、ピアノメトードの保持音練習はかなり効きました。
これ、初めてやった時は脳が痒くなりましたね。1や5の指ならやりやすいんですが、3や4の指を保持しようとしても、どうしても離れてしまって(笑)
でも、できるようになるとかなり恩恵あります。鍵盤と指の距離が近くなります。
他にも重要なテクニックを勉強できるのでピアノメトードはオススメです。初心者も上級者も効果を実感できるかもしれない。
あと、インベンションとシンフォニアはピアノの基本を習得できます。特にインベンション4番はレガートの練習にはうってつけですね。
今でもよく弾いてます!(^^)!
なので、ある程度ピアノに慣れてきたおじさまには、この2つをオススメしました。僕もよくこの2つの本に立ち戻って練習しています。
コルトーのピアノメトード アルフレッド・コルトー著/八田惇 訳・校閲
- 作者: アルフレッド・コルトー,八田惇
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 2012/10/29
- メディア: 楽譜
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
バッハ, J. S.: インヴェンションとシンフォニア(二声と三声のインヴェンション) BWV 772-801/新バッハ全集版/ベーレンライター社/ピアノ・ソロ
- 出版社/メーカー: ベーレンライター社
- 発売日: 2010/01/26
- メディア: 楽譜
- この商品を含むブログを見る
とまあ、こんな感じの事を喋ったりして楽しい時間を過ごしてきました。
次回は12月頃に集まることになりました。
今度は長年練習してきたショパンの「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」を引っ提げて行こうと思います。
アンダンテスピアナートの部分は動画に撮ってあるのですが、
この先の華麗なる大ポロネーズの部分は人前に出すのは初めてです。
がんばるぞ~♪
ではまた!