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【日光街道歩き旅 最終日】紅葉と日光杉並木、そして終点へ

11月10日 晴れ(日光街道歩き旅最終日) 宇都宮~日光

 

どうも、平熱系男子のにしです。

 

こちらは朝食。宇都宮駅前のお店で食べた餃子定食です。

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やっぱ宇都宮に来たならこれを食べないとね!

餃子、めっちゃ美味しかったです( ^ω^ )

 

さて、日光街道140kmの歩き旅はこの日で最終日を迎えます。日本橋から日光まで3日で歩けたので、結構早いペースだったんじゃないでしょうか。

 

2日目は相当無理をしましたけどねw

 

やはり、1日60kmを歩くのはキツいです。体にダメージが残る。普通に考えて、1日40~50kmくらいが限度な気がしますね。長く旅をするならそれくらいに抑えておくべきだなーと実感しました。

 

 

宇都宮

餃子像

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宇都宮駅餃子像の前からスタート。餃子像は餃子の皮に包まれた女神。アフロディーテっぽいポーズをとっているが女神っぽさはあまり感じられなかった。顔がちょっとねw

 

宇都宮二荒山神社

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神社の入り口付近にいたミヤリーちゃん。んー、かわゆす♪

宇都宮の花「サツキ」がモチーフになっていて、餃子ダンスが得意な妖精らしい。餃子ダンスって何??

 

 

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入り口。奥に長い階段が見える。

 

 

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階段登った先で参拝。割と静かな雰囲気の神社で、繁華街にある神社としては空気が澄んでいる感じがした。因みにこちらの神社、日光に同名の神社があるため頭に宇都宮とつけて「宇都宮二荒山神社」と呼ばれるようになった。

 

 

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毎度の事ながら、参拝後はしっかり御朱印を頂くにっしーであった。

 

日光街道を真っ直ぐ歩く

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宇都宮二荒山神社から500mほど歩いたとこにある交差点を右に曲がると日光街道に戻る。あとは道なりに歩いていけば終点にたどり着けると思う。

 

移りゆく景色

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日光に近づくほど紅葉の色が濃くなっていった。紅葉前線がゆっくりと宇都宮方面に向かっているような・・・そんな感じがする。この変化が見れるのは今の時期限定なので、とても貴重な体験ができたと思う。

 

景色を見て歩くのがとても楽しい!!

 

今まで変わり映えしない国道の景色をずっと見ていたから、感動もひとしおである。

 

 

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ひっそりと残っている一里塚跡。

 

うらない地蔵

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台座の上に3個の石があって、願い事をした後に1つ石を選んで持ち上げて、軽かったら願いが叶うという。まあ、いろいろモノが置いてあったので今回はやらなかった。真ん中の石にリンゴ置いた人、誰??

 

今市そば

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お昼ご飯に今市そばを食べた。これは日光の綺麗な水を使用した手打ち麺で、非常にコシがあった。またザラザラとした食感もあり、「これが本当の手打ちそばだぜ!」って麺が言っている気がした。とても美味しいお蕎麦なので、日光に行ったら是非食べるべし!

 

日光杉並木

並木寄進碑

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ここより杉並木が始まる。

 

日光杉並木は特別史跡特別天然記念物に指定されている。このようにダブル指定を受けているのは非常に珍しい事だとか。あと、ギネスブックにも世界最長(35.41km)の並木道として登録されている。

 

この歴史ある素晴らしい並木道をじっくりと堪能しながら歩こうじゃないか( ^ω^ )

 

 

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あああ、マイナスイオンが溢れている。花粉症じゃなくて良かったと本当に思った。

 

 

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杉並木は道路を挟んで断続的に続く。入ったり出たりしながら進むんだけど、そのちょっと出た場所にあったのがこれ。今時40円で買える自販機は特別天然記念物特別史跡のダブル指定を受けるのと同じくらい珍しいかもしれない。てゆか、壊れてるじゃねーかw

 

うっかりお金を入れたら逆に飲まれるところだった。

 

 

その後、通行止めで迂回路を歩くことになる。

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なかなかアクロバティックな道を歩いてしまった。陽が落ちてたら歩けなかったな。。。

 

桜杉

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杉の木から桜が生えているという世にも珍しい木があった。桜は杉から養分を得ているのだろうか?

 

 

そして午後5時を過ぎ、辺りがどんどん暗くなってきた。杉並木の中は杉が光を遮っていて一層暗い。ヘッドライトを取り出して点滅モードで車に自身の存在をアピールしながら歩いた。まるで蛍のようだが、決して求愛行動をしているわけじゃない。

 

並木ホテル

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根本が腐って空洞ができた杉。大人が4人くらい入れることから並木ホテルと呼ばれた。昔の人は雨が降った時にここで雨宿りしたり、野宿したりしてたんだろうなぁ。

 

ていうか、本格的に暗くなってきたので先を急がないとヤバイかも。

 

 

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一旦杉並木を出て街道を歩く。こちらも街灯が少なくて暗い。まだ18時前だよwww

 

歩道をライトで照らしながら細心の注意を払って歩く。車が来たら無理せず立ち止まって、なんならいつでも回避行動をとれるように準備しておく。この辺りは感覚を研ぎ澄ましながら必死に歩いた。

 

並木太郎

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並木太郎は杉並木で一番大きな杉だが、上手く写真に収められなかった。とりあえず、暗さのせいにしておこう。もっと朝早く出発すればよかった・・・

 

他にも「銀杏杉」と「砲弾打ち込み杉」があるのだが、今回は真っ暗で見ることができなかった。いつかまた日光に行った時に見ることにしよう。

 

 

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真っ暗な道を歩きながらもなんとか日光駅に到着。終点まであと少し。上り坂を20分くらい歩いたらゴールできる。

 

日光街道終点 神橋

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(写真は翌日撮影)

 

午後19時過ぎ、終点の神橋に到着(^^)v

 

今回の歩き旅はこれでおしまい!

 

東海道に続いて五街道2つ目の制覇です。

 

やはり街道を歩き終えた時の達成感は凄い。体の底から嬉しさがこみ上げてきた。

 

辛かったけど歩いて良かった。本当に良かった!

 

体はクタクタだけど、頭はもう次の事を考え始めてた。

 

「次はどこをあるこうかな~」

 

10日くらい連続で休みが取れるなら、今度は甲州街道いってみたいかも。 

 

今日の歩行ルート

 
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最終日の歩行距離は40km弱だった。

 

最後に

日光街道東海道ほど当時の面影を残していませんでした。古い町並みは殆どなく、大半は国道の変わり映えしない景色を見ながら歩いたので、初心者で街道歩きを楽しみたいという人にはあんまりオススメできないかもしれません。富士山みたいな絶景も無いのでね。

 

ただ、歴代徳川将軍の足跡を辿って日光に行きたいという人や、僕みたいに五街道制覇することにロマンを感じている人は楽しさを見つけられるかも知れません。

 

国道4号を歩いていても、ふとした道の隅っこに道標や一里塚跡が残っていたりするので、それがなんか宝探しみたいな感じがして僕は楽しかったです。

 

またいつか他の街道を歩くときは、このブログでその時の様子を記録していこうと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

それではまた!