【日光街道歩き旅 2日目】開運!街道神社巡り
どうも、平熱系男子のにしです。
1日目は50km以上歩いたせいか、完全には疲労が抜けきってないです。あと10歳若ければ一晩で回復しそうな感じですが、やはり30過ぎるとなかなか回復しませんね。
6時間寝ても体力はMAXの75%くらいまでしか回復しない感じです。
はてさて、無事に歩き切ることができるのでしょうか・・・
それでは歩き旅2日目を記録していきます。
幸手市~利根川
今日は埼玉県幸手市から出発。
日光街道を2泊3日で踏破するなら2日目は頑張って宇都宮まで行きたいところ。59kmかぁ。。。とりあえず歩いてみよう!
なんとかなるかもしれない。
桜堤
こちらは権現堂公園の桜堤。幸手市の桜の名所だ。今は枝だけど、春になったら満開の桜が見れるはず。
川の向こうは茨城県。キューピーの工場が見えた。
栗橋宿
昔はここに関所が置かれ、江戸の北方を守っていたという。すぐ近くに利根川があるので、そこから渡ってくる人を監視していたとか。
でも、関所があっても夜の闇に紛れて渡ればわかんないんじゃないかなーと思ってしまう。これは素人考えだろうか?
利根川
利根川のど真ん中で茨城県古河市に入る。しかし、川の上は風が強い。
今でこそこのように橋が架かっているが、昔は房川渡しといって舟で川を渡っていたという。東海道の大井川と同様、氾濫したら足止めされていただろうなぁ。
中田宿
鶴峯八幡宮
中田宿の鶴峯八幡宮は利根川のすぐそばにある。昔、川が氾濫したときに書物が流されてしまって神社としての記録があまりないと宮司さんが仰っていた。どうやら、他の場所にあった書物から神社の歴史を紐解いていったようだ。
ここは歴代徳川将軍も利根川を渡る際に必ず立ち寄っていたことから、ご利益はかなりありそう。
宮司さんによると、古河宿にある雀神社と野木宿の野木神社も利根川の鎮守らしいので、あとで行ってみよう。
中田宿の街並み。
古河宿
なんとなく昔の街道の雰囲気が漂ってくる古河宿。なんか落ち着く( ^ω^ )
宮司さんに教えてもらった雀神社に行く途中でオシャレなカフェを見つけた。
休憩がてらに紅茶を頂いた。BGMにバッハのシャコンヌが流れてた。
雀神社
街道から少し離れた場所にあるが、神々しくて綺麗な空気が漂っていた。こちらもご利益がありそう。
どうか、この街道歩きが無事終わりますように!
栃木県入り
Google Mapを見たら、いつの間にか栃木県に入っていた。
何かが近づいてくる。
第一村人発見!!こちらの様子が気になるらしい。
なんか僕を避けるように去って行った。「男に興味はない!」・・・そんな感じなのかな。
さて、犬の次は猫が寄ってきた。この猫はこちらに興味津々のようだ。
野木神社の鳥居の前でドテっと座ってしまったw 猫と神社・・・なんか妙に合うなw
長い長い国道を歩いていく
さて、野木宿からは怒涛の国道歩きが始まる。宇都宮まであと35kmくらいかな?
野木宿にある道標。日光への近道を示している。ここから宇都宮までは奥州街道とも被るため、物資の輸送などで混雑したという。混雑を避けて日光に行くための道か。
間々田宿。日光街道の中間地点である。ここを2日目のお昼頃に通過できたので、順調にいけば3日で日光に着く計算になる。宇都宮まであと30kmくらいあるけど、なんとか今日中に着きたいな。
須賀神社
小山宿にある須賀神社では、関ヶ原の戦いの際に徳川家康が軍議を行った。これが小山評定である。
ちょっと疲れが出てきたので、神社の境内で休憩させてもらった。境内には神々しい雰囲気が漂っているが、完全に疲れをとるにはやはり睡眠が必要だ。しかし、境内で寝るわけにはいかない。とりあえず、歩けるくらいまで回復したら経つことにした。
午後3時を過ぎると陽が落ちてきて気温も下がる。最近は日に日に日照時間が短くなり、5時を過ぎると真っ暗である。まさに釣瓶落とし。できれば暗い中は歩きたくない。
これ、一里塚。暗くてよくわからないですね(スミマセン)
立派な一里塚なので明るい時に撮りたかった。
ただひたすら国道4号を歩いていく。もうフラフラしてきてピンボケの写真しか撮れなかった。これは確か、石橋宿の少し前だったかな?
宇都宮までまだ10km以上ある。
・・・・・・・
ただひたすら無心で歩く。カメラも構えずに。
もしかしたらランドマーク的なものをかなり見逃しているかもしれないが、宇都宮まで歩く事以外はもう何も考えられない。
もうあんまり記憶にないけど、ここから3時間くらい歩いたかな?最後の5kmが非常に辛かった。
今日の歩行ルート
時刻は午後9時、ついに宇都宮に着きました。
歩いた距離は63km
かなり無理をしましたが、明日には日光に着けそうです。
それにしても、今日はたくさんの神社をお詣りしたな。何か良いことあるといいなー(^^)