やる気が出ない時の処方箋「メル・ロビンスの5秒ルール」
どうも、にしです。
みなさん、やる気が出ない時はどうしてますか?
最近読んだ本に凄い方法が書かれてたのでちょっと紹介したいと思います。
The 5 Second Rule: Transform your Life, Work, and Confidence with Everyday Courage
- 作者: Mel Robbins
- 出版社/メーカー: Savio Republic
- 発売日: 2017/02/28
- メディア: ハードカバー
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1年くらい前に発売されたメル・ロビンスの5秒ルール(5 Seconds Rule)という本です。やる気を出す方法はいろいろあるんですが、個人的にこの5秒ルールは最も凄いと感じました。
5秒ルールって?
やりたい事があった時、それを頭の中で考えた瞬間から
5,4,3,2,1とカウントダウンして0になった瞬間にガーーー!!とやっちゃう方法です。
人間の脳って5秒以上考えると「やらなくていい理由」を探し始めるそうなんですよ。それがやりたいことに対してブレーキをかけていく。
例えば、ピアノをやってて「コンクールに出たい!」と思ったとしましょう。でも、コンクールに出るのって凄い勇気が必要ですよね。
・笑われたらどうしよう
・失敗したらどうしよう
・酷評されないだろうか?
実はコンクールに出る事は脳にとってリスクがあることなんです。これをずっと考えていると、脳は自分を守るために
・自分には実力がないから
・仕事が忙しいから
・もうちょっと上手くなってから出ようかな
なんて事を考え始めます。
僕も経験があるからわかります。過去に「コンクール出てみませんか?」と誘われた時、「ちょっと考えてみます」と返答したんですよ。
んで、暫く考えているうちに「コンクールに出られるほどの実力が自分にはあるのだろうか」とか「仕事があるのに満足いく練習ができるのだろうか」とかいろいろ考え始めちゃいました。
結局コンクールには出たんですけど、あの時5秒ルールを使ってればあれこれ悩まずに済んだハズ。誘われてから5秒以内に「面白そうだから出てみます」って言えてれば・・・悩んだ時間が凄くもったいなかった。
まあ、こんな感じで脳は「やらなくていい理由」を探すのがめちゃくちゃ得意です。
でも、5秒以内であれば大丈夫。「やらなくていい理由」が出てくる前に行動が起こせます。やる気を失わなくて済みます。
そして、一旦行動に移しちゃうと楽に事が運んで行くんですよね(これが結構不思議!)。すると、どんどんやる気が出てくる。
仕事でもそうなんですけど、嫌な相手に連絡入れなきゃいけないって時にすぐ電話するのと、来週まで先延ばしにするのとでは全然違います。先延ばしした場合、休日もその事を考えていなきゃいけない。辛い時間が増えるだけです。
だから、5秒ルールを使えば悩む時間が圧倒的に減って人生が変わると思います。
まとめ
5秒ルールは「やりたくてもやれない」「やらなきゃいけないのに言い訳しながらやらないでいる」事に対して使うと効果的でしょう。
5秒で即決し、行動に移す!
やる気を失わず、すぐ行動に移すことでどんどんやる気を引き出していくのが5秒ルールの真髄だと思います。
本当にやりたくない事やどうでもいい事については・・・ぶっちゃけ無理してやる必要はないですね。5秒ルールの適用範囲外です。