ベジータの呼びかけで手を上げる奴に僕はなりたい
どうも、平熱系男子にしです。
えーっと、今日はドラゴンボール42巻を久しぶりに読んだので、思った事を書こうと思います。
たまにはドラゴンボールの記事も書きたい
ドラゴンボール42巻のあらすじ
42巻は主に魔人ブウとの最終決戦が描かれています。
悟空&ベジータが全宇宙の命運を賭けて界王神界(神々の聖域)で魔人ブウと戦います。しかし、いくら攻撃しても魔人ブウの体力を減らすことはできず。
悟空もベジータもエネルギー切れで絶望的な状況となります。
唯一戦ってるのは悪のブウに吐き出された太っちょのブウ(善)だけ。
しかも、情勢はかなり悪い。ボッコボコのサンドバッグ状態にされる。
流石の悟空も「まいったなぁ」と弱音を吐いてしまいます。
そんな状況の中でベジータが思いついた打開策は「元気玉」でした。
もしも天の声が怪しくて傲慢だったら?
ベジータは生き返った地球人たちに天からこう語りかけます。
おまえたちの力を借りたい
手を空にむかって上げろ!
お前たちの力を集めてブウを倒すんだ!
さあやれ!手を上げろ!!
(ドラゴンボール42巻169p.より参照)
地球人たちからギリギリまで元気を集めて巨大な元気玉を作り、魔人ブウを攻撃するのがベジータの作戦なんですけど・・・
ここはベジータらしいというか、頼み方が下手すぎて界王様も呆れてました。
もちろん、こんな傲慢な言い方では地球人も怪しんで協力してくれません。
これ、子供の時にリアルタイムでアニメで見ていたシーンなんですが、その時は「地球人たち冷たいなぁ」と思ってましたよ。ベジータだってボロボロになって戦っているのにさぁ・・・って。
因みに僕、テレビの前で手を上げて元気送ってました
でも、大人になってからは地球人の気持ちもよくわかるんです。魔人ブウに殺された以外の事は殆ど知らないですからね。
悟空やベジータのような超戦士がいることも、ドラゴンボールのような不思議な力があることも知らないワケです。
そんな状況でいきなり天の声がして「手を上げろ」と傲慢さ絶大で言われても・・・
何だコノヤロウ!!ってなるのが普通だと思います。
ミスターサタンは偉大すぎた!
ベジータに続いて悟空も地球人たちを説得しましたが、かつて悟空が出会った人々以外は殆ど耳を貸してくれませんでした。
しかし、最後にミスターサタンがブチ切れて地球人たちを説得します。
すると・・・・
地球人全員が手を上げたのです。
サタンは地球人にとってセルを倒した英雄です。(ホントは悟飯が倒したんだけど)地球人の心にはそう刻み込まれています。
「ミスターサタンなら何とかしてくれるかもしれない!」。そう思ってサタンに託したんです。
僕らの世界に地球人全員を動かせる人物っていますかね?いや、いませんよね?
そう考えるとミスターサタンってめちゃくちゃ凄い奴だと思いませんか?
太っちょのブウとも友達になっちゃうし。セル編でクソ野郎だと思ってたサタンの株価が僕の中で急騰した瞬間でした。
ベジータの呼びかけで手を上げる奴に僕はなりたい
ちょっと話が戻りますが、最初のベジータの呼びかけで手を上げた人、凄くないですか?
42巻174ページに防寒着を着たおっちゃんがいますね。
(ドラゴンボール42巻174p.参照)
このおっちゃんです(笑)
まあ、おっちゃんは「なんとなーく」な感じで手を上げてますけど。ベジータの呼びかけに応えるためには、一歩を踏み出す勇気が必要だと思うんですよ。
「わけわかんないけどやってみよう」ってやつ
これね、仕事やってると凄く必要だなーと感じます。やる前から結果がわかってる仕事って殆どない。怪しいけど、めちゃくちゃリスクあるけど、一歩踏み出してやってみないと大きなリターンは得られないものです。
「どうなるかわからないからやらない」というのでは機会損失を生みますよね。仕事での機会損失ってマジで怖いですよ。
だってチャンスを失うことで、つまりは時間を失うってことですから。「時は金なり」と言いますが、金は失っても取り返すことはできます。でも、時間は絶対に取り返せません。チャンスを見逃すなんて、本当にもったいない事なんですよ・・・
もしも地球人全員がベジータに従って手を上げてたら、もっと早く魔人ブウを倒せてました。
だから僕は今後、天からベジータの声が聞こえたら素直に従って手を上げようと思います。