濃溝の滝でホタルを撮影!ゲンジボタルが舞う幻想的な夜だった
今年もホタルの季節がやってきました。
去年撮影して以来、ずっと楽しみにしていました。
ということで、仕事を早めに切り上げて濃溝の滝へ行ってきます!!
去年の記事はコチラ↓
濃溝の滝ってどんなとこ? 軽く散策する
千葉から車で約1時間半。洞窟にハート型の光が差し込む写真がインスタに投稿されてから有名になりました。
駐車場から451歩・・・・だいたい300mくらいっす。
そういえばハートの光の写真、まだ撮ってませんでした。彼岸時期の朝7時ごろに撮れるみたいですが、めっちゃ混んでるみたいです。
ブームが去ってからでもいいかなぁ(-_-)
こちらが有名な「亀岩の洞窟」。1枚だけ撮っておきました。
何回も来ている場所だし、今回のメインは蛍なのでちょっと見るだけにしました。
ホタルはどこで撮るの?
濃溝の滝は広いですが、ホタルが出現する場所は限られています。もちろん、駐車場のような明るい場所にはいません(笑)
ホタルが出る場所はこちら!
洞窟の左手にある木道に最もホタルが出現します。むしろ洞窟の方にはあんまりいないですね。何匹かは飛んでいるようだけど・・・
なので、こちらで三脚を立てて撮影します。鑑賞客がかなり通るので、邪魔にならないよう気をつけましょう。
こういう広いスペースに三脚を立てるのがオススメ。確か3か所くらいあった気がします。
ホタルの撮影準備
濃溝の滝のホタルは19時15分頃からチラホラ飛び始め、19時30分から20時15分までがピーク。20時半を過ぎるとだいぶ落ち着きます。
だから30~40分間が勝負!って感じですね。
18時半に現場に到着して19時までに構図決めとピント合わせをやっておけば、余裕をもって撮影できるでしょう。
MF(マニュアルフォーカス)に切り替え、ライブビューモニターで10倍に拡大してピント合わせ。今回は5mくらい先の草むらに合わせました。この設定はホタルが出る前に済ませます。
構図を決めたらモニターをオフにして、タオルを被せます。ホタルは極端に光を嫌うので、撮影中のカメラから絶対に光が出ないよう細心の注意を払います。
よく背面モニターをつけっぱなしにして撮影している人がいるんですが、それは絶対に止めて欲しいです。他のカメラマンにも迷惑がかかるし、何よりホタルの生存に影響します。
ホタルはわずかな光を頼りにメスを見つけ、子孫を残さなければなりません。たった1週間の命だから一晩の出会いというのは物凄く貴重です。ところが、強い光を浴びてしまうと目が眩んで、肝心のメスを見つけられなくなってしまうんですね。
ホタルにとって背面モニターの光は眩しすぎます。
僕ら人間にはなんてことない光でも、ホタルにとってはヤバイものだという事を頭に入れて撮影しましょう。
もちろんフラッシュなんて論外。懐中電灯もNGです。
撮影、鑑賞の際はマナーを守ろうね!
ゲンジボタルが舞う写真
カメラのセッティングが終わってから、他のカメラマンと談笑してました。
去年お世話になった「ホタルを守る会」のS氏とも遭遇し、ヒメボタルの情報もちょこっと教えてもらいました。
そうそう!今年こそは千葉のヒメボタルを撮影したい!
(実はこの記事作成時点で撮影に成功しているんですが、それはまた後程)
そうこうしているうちに時間になり、ゲンジボタルが一斉に飛び始めました。
S氏によると昨日(6月11日頃)から多くなってきたとのことで、まさにベストなタイミングだったと言えます。
宙に舞うホタルはまさに妖精・・・月の光が木道を照らし、この場所だけが幻想的な空間になっていた・・・
うっとりするくらい美しい光景です。
ゲンジボタルは3~4秒光るため、光跡が長く写ります。ヘイケやヒメボタルと比べて強く長く光るため、ホタルの中では比較的簡単に撮影できる思います。
因みに、僕のカメラの設定はこちら。
いつものように相棒のEOS Kiss Mと単焦点レンズ22mmで撮影してます。まあ、割と綺麗に撮れたと思うんですが、やっぱりホタル撮影してるとフルサイズ機が欲しくなりますね(笑)
フルサイズに1コンマの明るい単焦点レンズを装着して撮影したい・・・
我が相棒でもう1万5千枚撮ってるから、買い替える時期はそう遠くなさそうですけど・・・うーん、今度はEOS RPが欲しいですね。最近発売されたキャノンのフルサイズミラーレス一眼で気になってるんですよね。
まあそれはともかく。
ホタルの季節は短いので、6月中はなるべく撮影に行こうと思ってます。濃溝の滝も何回か通う予定。ヘイケボタルも撮りたいですからね。
てことで、写真撮れたらまた投稿します!
ではまた('ω')ノ