カメラ初心者でもできるホタルの撮影方法を紹介!!
今日はカメラ初心者の僕でもできるホタルの撮影方法を紹介しようと思います。
今は7月上旬なのでゲンジボタルは少なくなってきてますが、ヘイケボタルはまだまだ飛んでいます。これからホタル撮影を始める場合でもあと1ヶ月くらいは撮れると思うので(地域によります)、よかったら参考にしてみてください。
初心者でもできるホタル撮影方法
[balloon_right img="http://www.dokoaru.com/wp-content/uploads/2019/07/min.jpg" caption=""]実際に撮影したときの経験をもとに説明するよ[/balloon_right]
必要なもの
まず、以下の4つは必ず用意します。
・マニュアルで撮影できるカメラ
・三脚
・マスキングテープ
・布
ホタルの光線は長時間露光しないと写らないので、シャッタースピードを自分で設定できる(マニュアルで撮影できる)カメラが必要です。つまり、一眼が必要です。
スマホのカメラではホタルは写せません。むしろディスプレイの光が光害になるので、ホタルのためにもよくない。
それと、長時間露光での撮影は手持ちだとブレます。だから三脚が必要です。
あと、マスキングテープや布はカメラから出る光を遮断するのに使います。本当にホタルは光に敏感なので、光害対策は徹底しましょう。
カメラの設置
なるべく明るいうちに撮影準備を始めます。18時半頃から始めるのがベストでしょう。
まずはホタルの出そうなポイントに三脚を立てます。他の鑑賞者がいる場合は邪魔にならないよう気をつけましょう。
三脚にカメラを設置したら、次はピント合わせをします。
暗いとオートフォーカスが効かないので、明るいうちにマニュアルフォーカスでホタルが飛ぶ位置に合わせておきます。
僕が使ってるEOS kiss Mは背面ディスプレイで拡大表示しながらピント合わせができます。凄くやりやすいですよ♪
ピント合わせが終わったら、ピントリングをマスキングテープで固定します。ピントの位置がズレないようにするためです。
因みに、上の写真の矢印が指すところはAF補助光が出る場所です。設定でオフにできますが、万が一光るとヤバイからマスキングテープで目隠ししておきましょう。
そして電源ライトもマスキングテープで目隠しし、背面ディスプレイの表示はオフにします。EOS kiss Mの場合はバリアングル液晶なので、ひっくり返しておけばオッケーでしょう。
ただ、これだとファインダーからの光は遮断できないので、撮影時は以下のように布を被せておくとベスト。
布の中でカメラを操作するので凄く撮影しにくいんですが、
ホタルのためなら仕方ないです。妥協しましょう!
[balloon_right img="http://www.dokoaru.com/wp-content/uploads/2019/07/min.jpg" caption=""]あらかじめカメラを見ずに操作ができるよう、練習しておこう![/balloon_right]
撮影時の設定
撮影環境や撮りたい写真のイメージで設定が違ってくると思うので、あくまでも目安ということで・・・僕が撮影したときの設定を紹介します。
前回の記事に載せたこの写真は
ホワイトバランス:オート
F値:2.0
シャッタースピード:30秒
ISO:2000
で撮っています。使用レンズはCanon EF-M22mm F2 STMです。
日没から1時間くらいは徐々に暗くなっていくので、適宜設定を変更しながら撮ってました。
なるべく明るいレンズを使用し、シャッタースピードを15~30秒くらいにしてISO感度を1000~3000くらいで調整しながら撮れば綺麗に撮れると思います。
ホタルを上手く撮るポイント
カメラ初心者の僕が言うのもアレですが、ホタルを上手く撮るポイントはとにかく数をこなすことです。
ホタルは自由気ままに飛び回るから、初心者は撮りたい写真を狙って撮ることはできません。何十枚何百枚と撮影した中に1枚でも上手く撮れてる写真があれば儲けものですね。
最後に
ホタルは他の被写体と比べて撮影難易度が遥かに高いです。しかし、だからと言って初心者が撮れないことはないです。
カメラをちゃんと設定すれば誰でも撮影できます。
むしろ、カメラの設定よりも環境への配慮をしてください。
大事な事なので何回も書きますが、ホタルは光に敏感です。光を浴びると目がくらんで飛べなくなります。そうなったら他の撮影者にも迷惑がかかりますよね。
だから、光害対策だけは絶対にやりましょう('ω')ノ
マナーをしっかり守って撮影すれば、きっと上手く撮れると思います♪