歩き旅の魅力をまとめてみた
どうも、にっしーです。こんばんは。
青春18切符の旅から帰ってきていろんな人に「日焼けしたねー」と言われました。
どれくらい焼けたのかというと、セブンで売ってるスモークチキンの色と同じくらいに焼けましたね。腕とかすっごく美味しそうな色になってます。
僕がこんなに日焼けした原因は旅の2日目に行った京街道歩き旅にあります。ホント、こんな真夏に56kmも歩くなんてアホなんじゃないかって自分でも思うんだけど、どーしてもやりたかったんですよ。なぜなら、歩き旅には沢山の魅力が詰まっているからです。
歩き旅はここが素晴らしい!
僕は歩き旅を始めたばかりなので、日本全国を歩いているプロの方からすればにわか中のにわかです。しかし、それでも自分が今まで感じた歩き旅の魅力を少しでもお伝えすることができればいいなーと思います。
というわけで、以下に歩き旅の魅力をまとめていきますね。
その地域をじっくりと知ることができる
新幹線だと一瞬で通り過ぎてしまう地域も、歩きなら数時間~数日かけて通ることになります。それゆえに、その地域をじっくりと知ることができます。
周りの風景や気候を感じたり、思わぬ発見があったり。たった数km歩くだけでもいろいろと変化していくのがわかります。
山を越えたら人々が話す言葉も微妙に変わったりするので、本当に面白いです。
また、実際に歩く事でそれぞれの地域がどれだけ離れてるのかを体で感じる事ができます。「20kmってこんなに遠いんだ~」って思ったりしますよ(笑)
乗り物じゃ絶対に味わえないドラマが歩き旅にはあるんです。
自由度が高い
自由度の高さも歩き旅の魅力でしょう。公共機関の乗り物だと時刻表に縛られますが、歩きだといつ出発するのも自由。疲れたら休憩をとり、気が向いたら出発する。途中で物見遊山もアリ。スケジュールを自由に組めます。
意外とお金がかからない
普通に旅をする場合、旅費の殆どは交通費と宿代が占めると思います。だけど、
歩き旅では交通費が殆どかかりません。同じ日数を旅するのであれば、歩き旅の方が圧倒的に安く済みます。
因みに、僕が東海道を歩いた時は2週間で13万円くらいでした。物見遊山してこの費用なので、節約したら10万円くらいに抑えられたでしょう。
肉体的にも精神的にも強くなれる
弘法大師や松尾芭蕉など、昔の偉人は歩く事を修行としていました。実際、長距離を歩くことは有酸素運動になり、余分な脂肪がかなり燃えます。あと、脚力がついて肉体的に強くなれます。
また、単調な動作が続くので何時間も続けていると精神的にキツくなってきます。そうなると、肉体的な疲労とも合わさってどこからともなく「もうやめちまえ!」とか「タクシーを使って早く楽になろう!もう歩かなくていいじゃないか、ごまかしちゃえよ!」といった悪魔の囁きが聞こえてきます。
でも、めげずにひたすら歩き続けていると、ある瞬間から悪魔の囁きが止まって、ふっと体が軽くなります。これはなんというか、体を縛っていた鎖が解けて力が解放される感じです。こうなると、今まで感じてた疲労が嘘のように無くなり、再び歩く気力が湧いてきます。これは自分の限界を突破して、精神的に強くなれた証拠かも知れません。
こんな感じで自分自身を鍛えることができます。
人に優しくしてもらえる
土地にもよるんですが、歩いていると声をかけてくれたり食べ物をくれたりします。今回の京街道歩き旅でも「がんばってやー」と声をかけて貰えました。疲れてる時に応援してもらえると力が湧いて出てきます。人の優しさに触れられるのも歩き旅の大きな魅力でしょう。そして、自分も人に優しくしようと本気で思えるようになる。きっと、歩き旅をする人が増えれば優しい人が多くなるでしょう。
最後に
歩き旅には魅力がいっぱい!!僕は初心者なので、まだ気づけてない魅力があると思いますが、これからもいろんな場所を歩いていろんな経験を積んでいきたいですね。当面の目標は五街道踏破です。
追伸:
歩き旅で日焼けしすぎるとホクロやシミが増えるので、ビタミンCを摂取したり日焼け止めを塗ったりして日焼け対策しといた方がいいですね。特に最近の紫外線は強烈なので、短時間でも肌がヒリヒリするほど焼けてしまいます。