浜松の楽器博物館が予想以上に凄かったw
先ほど、コンビニで明太子おにぎりを
レンチンされて、たらこおにぎりにされました。
「アタタメマスカ?」と聞かれて、「はい」と
答えてしまった僕が迂闊でした。
今日は東海道歩き旅8~9日目で訪れた
レビューをしたいと思います。
2つとも東海道とはちょっと離れているんだけど、
楽器やる者としては素通りできないかなーと思って
寄ってみました。
ヤマハ掛川工場
ピアノのショールームがあった。
ショールームのピアノは殆どが試弾でき、撮影も自由。
工場は見学できなかったので、ショールームで
遊びまくった。
掛川工場モデル(?)
譜面台に富士山が描かれていた。
明治時代のオルガン。創業者の山葉寅楠氏が作ったもの。
触れなかったのでどんな音が出るのかはわからない。
レトロな雰囲気が漂う1900年製のグランドピアノ。
明治天皇が最初に買われたのだとか。
その後、いろんな人の手に渡って
ここに来たらしい。
正直、調律はかなり狂っている。
当時の部品をそのまま残しておくことに
しているため、チューニングピンは取り替え
られないそうだ。
小室哲哉さんプロデュースのグランドピアノ。
形がなんか未来っぽい。
変形して空を飛びそう。
響板に使われるスプルース。
初めて見た。こんなにデカイのか。
リヒテルルーム。
リヒテルが愛用したピアノが2台並べられてた。
左がCFで右がCⅢSだったかな(うろ覚え)。
このピアノ、響く響く!
特に低音の迫力がヤバイ!
止まらなくなった(笑)
今度はホールで弾いてみたいなー。
誰もいないホールで(笑)
他にもいろいろなピアノがあったけど、
それぞれタッチの重さや鍵盤の深さ、
音の響き具合などに個性があった。
やっぱ、ピアノって有機物で生きてるんだなー
なんて事を思った。
浜松楽器博物館
公立の博物館としては最大規模。
博物館ていうと大体は撮影禁止なのだけど、
ここは撮影O.K.だった。
ただし、楽器に触れることは体験コーナー以外では
できなかったが、録音を聞ける楽器はいくつかある。
1Fは主にアジアの楽器が展示されていた
すっごい金ピカな楽器。
これで叩かれたらめっちゃ痛そう。
どのへんが楽器?困ったホワイトタイガーにしか
みえないけど。
背中のギザギザの部分を叩いたりするのかな。
知らない楽器がいっぱい!
ちょっと興奮した。
なんとなくピアノに似てるよね。
とにかく、不思議な楽器がいっぱいあったので、
訳もわからずに写真を撮りまくったのでした(笑)
知識が無くても見て楽しめると思う。
続いて、地下1Fへ。
インパクトありすぎ!
木の中は空洞になってるから、
叩いて音を出すのだと思う。
顔も楽器の一部だろう。
アフリカ起源の親指ピアノ。
拷問されてるようにしか見えないんだが。
どんな音がするのか凄く気になる。
顔がwww
本当に不思議な楽器がいっぱい。
西洋楽器しか知らなかったから
どんどん常識がぶっ壊されていった。
そして、最後は鍵盤楽器コーナーへ。
なんとなく中二病心をくすぐられるピアノたち。
悪魔的な何かを召還できそう。
燭台付きのピアノ。
(部屋の明かりを消し、ローソクの明かりを頼りに
ピアノを弾く。曲は何がいいかな・・・
聴衆は誰もいない・・・ただ自分自身のために弾く)
妄想が膨らむぜ!!
クリストフォリによるフォルテピアノ。
最初に作られたと言われてるピアノ。
学芸員さんの実演と解説もあった。
現代のピアノと比べて鍵盤の数は少なく、
音も遥かに小さいが、チェンバロとは違って
打鍵速度の調節で音の大きさが変化していた。
鍵盤がキラキラしてる
こちらのピアノ、一見普通のピアノだが・・・
ダンパーが逆になっているのだ。
現在、このタイプのピアノは作られていない。
他にも面白い楽器が展示されていたけど、
全ての写真を撮る時間もなかったので、
この辺で。
浜松楽器博物館は楽器好きな人なら
絶対楽しめると思います。
僕もまた浜松に行く事があったらもう一回
行こうと思います。