ショパンのバラード4番に挑戦してみる【ピアノ練習日記#1】
どうも、にしです。
はてなProを解約してそろそろドメインが変わっているかもしれません。メインをワードプレスに引っ越ししました。
でも、はてなブログの方もぼちぼちと更新していくつもりです。こっちは検索エンジンもアクセスも意識せず、忖度せず、ゆるーくまったりと、時には毒を吐きながら運営していくつもりです。
ということで、これからもよろしくお願いします。
さて、今日は新しいピアノ曲を練習しようと思いまして・・・・
みなさん、ショパンのバラード4番って知っていますか?
ピアノやってる人なら聞いた事あるかも知れませんが、めちゃくちゃいい曲でずっと前から「弾いてみたいなぁ」と思っていました。でもね、恐ろしいほど難しい曲なんです。
上級者でも仕上げるのに年単位かかるという噂も・・・
そんな曲を趣味で自己満足のためにピアノ弾いてる僕がやろうとしてるのだから、「オメーにはまだ早いよ!」とか「身の程知らず」とか言われるかもしれませんが・・・・
うるせぇ。
趣味なんだから「頑張ってもできませんでした」ってなったとしても別にいいんですよ。必ず学びはあるから無駄じゃない。
むしろ、やりたい曲をやらずに先延ばしして後悔する方がよっぽどヤベェでしょ。
機会損失は死ぬほど怖いです。
まあ、最後までやり遂げるつもりで練習していきます。
てことで、楽譜を開いてみましょう。
えーっと、右手がオクターヴのメロディで内声があーだこーだで・・・
とりあえず、冒頭部分の7小節を初見で弾いてみます。
うん、ここは片手ずつ丁寧にやった方が良さそうですね!
てことで、こんな感じで練習日記を残していこうと思います。初めての試みなのでいつまでやれるかわかりませんが、飽きない限りは続けようと思います。
ではまた!
トイレ掃除の話
今日はトイレ掃除についてちょっとだけ真面目に書こうと思います。
みなさん、トイレに対してどんなイメージを持っていますか?
殆どの方が「汚い場所」だと思っているでしょう。僕もそう思います。家の中で一番汚い場所がトイレです。
逆に一番綺麗なのは神棚などの神聖な場所。
つまり、家の清潔度をXとすると、とり得る値はこうなります。
トイレ≦X≦神棚
この式を書いた時、僕は家の中を綺麗にする極意がわかりました。
つまりですね、「トイレを神域レベルに綺麗にしよう」ってことです。
数学のはさみうちの原理みたいだな
そーゆーこと。
よく「家を綺麗にするなら神棚から」って言う人がいるんですが、清潔度最大の場所をそれ以上に綺麗にしたとしてもそんなに効果ないんですよ。もちろん神棚を綺麗に保つことは大事なんですが。
それよりも一番汚いトイレを綺麗にすることで、次に汚れやすい浴室やキッチンなどの水回りも綺麗になって、家全体の綺麗さが底上げされていくんですよね。
だからトイレ掃除めっちゃ大事ですよ。
てことで、僕なりのトイレ掃除のコツを書こうと思います。
まずね、トイレマットや便座カバー、スリッパは要りません。これらは汚れをごまかしてしまうので無い方がいい。それに、掃除の時に邪魔なんですよね。
で、次は毎日掃除すること。毎日やっておけば汚れがこびりつくこともないので、サンポールみたいな強力な洗剤を使わなくても済みます。環境にも良い。どうしても落ちない汚れが付いた時はセスキ炭酸ソーダを使えば大丈夫です。
因みに、僕はお風呂に入る前に掃除してます。ウォシュレットのノズルを引っ張りだして吹いているとなぜか心がスッキリします。それに風呂に入る前なら手が汚れても風呂で洗えばいいので合理的。
あとは・・・トイレ掃除は僕ら男性が率先してやるのが大切ですね。だいたいトイレの汚れの原因は95%くらいが男でしょ?
以前、どなたかのブログでも言及されていましたが、チンチンってエイム力がかなり低いんですよwww
立ちションしたら壁にもハネたり、手前に垂れたり。座りションした時でも、便座と便器の隙間から飛び出てくることもあります。女性にはイメージし難いことかもしれませんが、なかなかヤバイんですwww
公衆トイレとかめっちゃ汚いからね!
だから、男性は特にトイレを綺麗に使う意識が必要。汚したら掃除するのは当たり前。
最近僕は「トイレ使う前よりも綺麗にしてから出て行こう」という意識をもつようにしてます。デパートや飲食店のトイレにはアルコールティッシュが置いてあったりするので、それで便座を軽く拭くだけでも違いますよ。
こうした日常のちょっとした心がけが大切だと思います。
ピアノ弾き合い会と教則本の話
どうも、にしです。
先日、ピアノ仲間のおじさまが主催する弾き合い会に参加してきました。なんとか月光3楽章とその他諸々の曲を弾く事ができて、充実した会になったんじゃないかと思います。
おじさまは月光1楽章と2楽章を弾いていて、「まだ全然なんですよ~」とか言いながらも様になっていたし、他の方もモーツアルトとかショパンとかいろいろ弾かれててめっちゃ上手で僕もたっぷりと刺激を頂いてきました。
僕みたいな独学で自己満足で家でしかピアノ弾かない者にとっては、他の方の演奏を生で聴くというのはとても貴重な機会なのです。
あと、他人の演奏は批判せず、良かった所を褒めちぎるような民度の高い人たちが集まったのは一つの収穫だったと思います。ピアノの演奏って、どんな風に弾いてもある程度のケチはつくものなんですよ。YouTubeに動画あげたことあるのでよくわかります。
例えばミスのない演奏は、ある人には丁寧に聞こえたり、またある人にはロボット的でつまらなく聞こえたり。人によって感じ方が違うし、どっちに目がいくかも違うものなんですよね。
そんな中で積極的に良い所を見つけて相手に伝えるということをみんなやっていたのでね。凄く居心地がよかったです。
で、弾き合い会が終わった後に喫茶店でダベってた時のこと。
おじさまに「にしさんは教則本使うなら何がいいと思う?」と質問されました。
ピアノの教則本といえば、初心者におなじみのバイエル、バーナムなどなど。それから指の鍛錬としてハノン、ピシュナ、各作曲家のエチュードなどなど。
たくさんあって、どれ使うか迷いますよね。
実は僕もピアノを再開したときはめちゃくちゃ迷いました。教則本ジプシーになって、「どれをやれば一番上手くなれるか?」の答えが知りたくていろいろ手を出しました。もちろん、答えはみつからず(笑)
で、まあ、写真の記事でも書いたんですけど・・・まずは本に忠実に従って型を身に着けるのが大事だと気づきました。
結論を言うと「教則本は売ってるものならなんでもいい」と思います。ただ、最初からショパンエチュードみたいな難易度の高いものを選んじゃうとシンドイので、自分のレベルに合ったもの選ぶ必要がありますけどね・・・
ピアノ教室の先生のオススメがあれば、それを買うのが一番。
因みに、参考までに言うと僕のオススメはこの2つです。
コルトーのピアノメトードとバッハのインベンションとシンフォニア。
僕は再開当初からなるべく鍵盤から指を離さず、上体もブレない姿勢で弾く事を目指していたので、ピアノメトードの保持音練習はかなり効きました。
これ、初めてやった時は脳が痒くなりましたね。1や5の指ならやりやすいんですが、3や4の指を保持しようとしても、どうしても離れてしまって(笑)
でも、できるようになるとかなり恩恵あります。鍵盤と指の距離が近くなります。
他にも重要なテクニックを勉強できるのでピアノメトードはオススメです。初心者も上級者も効果を実感できるかもしれない。
あと、インベンションとシンフォニアはピアノの基本を習得できます。特にインベンション4番はレガートの練習にはうってつけですね。
今でもよく弾いてます!(^^)!
なので、ある程度ピアノに慣れてきたおじさまには、この2つをオススメしました。僕もよくこの2つの本に立ち戻って練習しています。
コルトーのピアノメトード アルフレッド・コルトー著/八田惇 訳・校閲
- 作者: アルフレッド・コルトー,八田惇
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 2012/10/29
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バッハ, J. S.: インヴェンションとシンフォニア(二声と三声のインヴェンション) BWV 772-801/新バッハ全集版/ベーレンライター社/ピアノ・ソロ
- 出版社/メーカー: ベーレンライター社
- 発売日: 2010/01/26
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とまあ、こんな感じの事を喋ったりして楽しい時間を過ごしてきました。
次回は12月頃に集まることになりました。
今度は長年練習してきたショパンの「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」を引っ提げて行こうと思います。
アンダンテスピアナートの部分は動画に撮ってあるのですが、
この先の華麗なる大ポロネーズの部分は人前に出すのは初めてです。
がんばるぞ~♪
ではまた!
ブログ分割します
どうも、にしです。お久しぶりです。
暫くブログから離れていたんですが、またボチボチと更新していこうと思います。
というのも、今後ブログどうしようか考えてました(あと、マリオメーカー2が楽しすぎてブログ更新するの忘れてました)。
僕のブログって検索流入が殆どで、よく言えばアクセス数が落ちにくい。悪く言えばリピーターが少ない。
実際に1回も更新してなかった7月でもアクセス数は落ちていません。でも、このまま更新していくとたぶんゴチャゴチャになって途中で投げ出すかもしれないw
なのでね、結論。
このブログを2つに分けることにしました。
まずは、はてなプロを解約します。で、次にワードプレスでブログを開設して、検索流入がある記事を移動します(実はもう作業は殆ど終わってます 笑)。
つまり、検索エンジンを相手にした記事はワードプレスで書き、はてなブログの方は自分の心の向くままに書いていくようにしたら、まあ、バランスとれるんじゃないかと。
ドメインがはてなブログのものに戻ったら読者登録とかどうなるのかな・・・そのへんのところはちょっと気になるんですが、そういう方向でやっていこうと思います。
えー、あとは何書こうかな。
あ、そうそう、今日は3時の休憩時間に吉本の社長の会見を見ていたんですけど、5分で見るのやめましたね。
言ってる事が回りくどくて質問と噛み合ってないし、第一、棒読みで全く感情がこもっていない。喋りが命の芸人たちをまとめてる会社のトップがあんなに喋るの下手だなんて・・・なにかの冗談ですか?
その点、宮迫さんと亮さんの会見は、謝罪として伝わってくるものがあった。単純に「上手いな~」と思いました。
なのでね、棒読み会見がいかに印象悪くなるか凄くわかった気がしました。
謝る時は棒読みにならないよう、気をつけましょうw
トマトのボックス水耕栽培で収穫量を増やすコツ
暑い日が多くなってきたせいか、生長が速くなってきました。現在、青い実をたくさんつけています。恐らく、7月半ばくらいから収穫が始まるのではないでしょうか。
ということで、今回はトマトのボックス水耕栽培で収穫量を増やすコツを紹介していきます。
ボックス水耕栽培って何?
ボックス水耕栽培は、培養液が入った箱に鉢を突き刺して、鉢底から伸びた根に培養液を吸わせて育てる方法です。土耕と比べて水中で根が自由に伸びるので、成長速度が速いです。
トマトの水耕栽培ボックスについては、こちらの記事に書いてあるので参照してください。
因みに今、うちのボックスはどうなっているのかというと・・・
根がビッシリ出てきています。ここまで伸びてくると水分の吸い上げはかなり多くなります。晴れた日だと1日2リットル近く吸い上げていますね。
1日2リットルって・・・人間と同じくらい水分摂るね
それだけ生長に必要ってことですね。
トマトの収穫量を増やすコツ
さて、ここからが本題です。僕がトマトの収穫量を増やすためにやってることを紹介します。
2本仕立てにする
トマトの脇芽は摘み取るのがセオリーですが、水耕栽培なら主枝と脇芽の2本仕立てでも十分に栄養が行き渡ります。2本仕立てなら収穫量もアップ!
なので、脇芽を1つ選んで伸ばします。
僕は第一果房(一番最初につく果房)のすぐ下から出てきた脇芽を伸ばしました。ここの脇芽が一番強いと言われていますが、苗によっては別の脇芽が強い場合もあります。
「あ、この脇芽が一番強そうだな~」って感じで、見た目で選んで大丈夫でしょう。とにかく、1つ脇芽を伸ばしていくのがポイントです。
脇芽からもちゃんと実が成るよ♪
それに、主枝がダメになっても脇芽が生きていれば収穫できますからね。保険にもなります。
らせん状に誘引する
トマトは上に向かって垂直に伸びていくものですが、それだと枝が長くなりません。なので、枝を支柱に沿ってらせん状に誘引してきます。そうすれば、かなり長く伸ばせるので収穫量が格段にアップします。
ちょっと葉っぱが茂り過ぎてわかりにくいですかね(^-^;
↓上から見るとこんな感じになります。
2本仕立てにした枝を支柱の外側に回して誘引しています。
因みに、栽培初期に枝元を折れない程度の力で水平方向に曲げておくと誘引しやすくなります。
一旦水を切らして、しなぶれた状態にするのがポイント。枝が柔らかくなって折れにくくなるよ!
あと、支柱の間に針金を蒔いておくと誘引しやすくなります。トマトは何もしないと真上に伸びていくので、針金に沿わせてやりましょう。
不要な脇芽と葉を落とす
上の写真を見てもらうとわかりますが、トマトってほっとくと葉が混みあってきます。影に隠れた葉は十分な光合成ができない割に養分を食うので、非常に効率が悪い。
それに、風通しが悪くなると病気の原因にもなります。
なので、不要な葉は落としておいた方が良いです。その分だけ実に栄養が行きますし。同じ理由で不要な脇芽も摘み取っておきます。
脇芽は摘み取ってもまた同じところから出てくる事もあるので、こまめにチェックしよう!
収穫量を予測したら凄いことに・・・
うちのトマトの現在の生育状況は2本仕立てで、支柱を半周するほどに伸びています。恐らく、これから更に生長が加速して、秋には3週くらいしていると考えられます。近所のプロ農家おっちゃんも「それくらいになりそうだな~」って言ってました。
でですね・・・今現在、何個の実ができているのかというと。
花も含めて85個ありました。
半周でこれだから3週となると・・・単純計算で6倍。最終的には510個収穫できる計算になります。
・・・マジで? 今年はトマト買う必要なさそうだな
僕のトマトは中玉です。スーパーや直売所ではだいたい10個で200円程度で売ってます。つまり、1万円分のトマトが一つの苗から採れることになりますね。
めちゃくちゃコストパフォーマンスいいです。
まとめ
今回はトマトのボックス水耕栽培で収穫量を増やすコツを書きました。これから台風や大雨などの影響で予想よりは収穫量が減るかもしれませんが、それでもちゃんと育てれば大量のトマトを収穫できます。
暫くトマト食べ放題ですよ(笑)
興味がある方は是非、参考にしてみてください!
おまけ
2週間前、大きくなった脇芽を見つけました。摘み取って水につけておいたら発根してました。
これも植えれば、ちゃんと育って実をつけます。
時期をずらせば長く収穫を楽しめそうですよね♪
はてなスターを非表示にしてページ速度アップしてみる
こんばんは、にしです。
突然ですけど、はてなスターを非表示にしてみました。
はてなスターはTwitterやFacebookで言う所の「いいね!」を気軽につけられる、はてなブログ特有のツールです。
はてなブログに登録していれば、記事下の黄色いお星さまのボタンを押すことでつけられます。
メリットは、はてなブロガー同士の交流のきっかけになりやすいという事でしょうか。スターがついていればブログに訪問してくれたことがすぐわかるし、そこから相手のブログに飛んで読む事もできます。特にブログ初心者には頼もしいツールです。モチベーションアップにも繋がりますからね。
デメリットは、はてなブログに登録してない人には全く関係ない上に、表示がクッソ遅いということです。ページを表示してもはてなスターだけ読み込まれないなんてこと、結構ありますから(^^;
でですね・・・僕がはてなスターを非表示にした理由は、「デメリットの方が圧倒的にデカイかな~」と思ったからです。
誤解のないように言っておきますけど、はてなスターを否定してるわけではありません。素晴らしいツールなのは確かです。ただ、僕のブログには合わないかもしれない・・・ってことです。
というのも、僕のブログは検索からのアクセスが約9割なんです。
多い時は9割5分いったりする。
そうなると殆どの訪問者にとってはてなスターは、ページ速度を遅くする要因にしかならないんですよね。Google先生が「速い方がいい」と言っている以上、遅くなる要因はなるべく取り除きたい。
実際に昨日の夜Pagespeed Insightで計測したら、若干改善されました。
5くらい改善された。僕のブログ検索流入9割だから非表示の方が全体的なユーザビリティ上がるかもしれない。 pic.twitter.com/XXrqF0mzR5
— にし (@Pukichi317) June 26, 2019
まあ、はてなブログからのアクセスが30%以上だったら、メリットの方が圧倒的にデカイと思うんですけどね。
僕、2%だから(笑)
てことで、そんな感じで暫く非表示にしてやっていきます。好き勝手書いているこのブログがネット上の誰かの役に立てばいいな~と思いながら。
ショパンの子犬のワルツを練習中
久しぶりにピアノ練習動画を撮って晒してみるのもいいかな~と思いました。ブログに晒すことでピアノへのモチベーションが上がったりします。
今回晒すのは来月の弾き合い会で弾こうと思ってるショパンの子犬のワルツ。英語ではMinute Waltz (1分間のワルツ)なんて言われていますが、演奏時間は実質2分弱です。
とりあえず、練習中ですがどうぞ。
飼ってた犬が走り回ってる様子を見て作曲したというこの曲・・・子犬が軽やかに走るように弾くのは相当難しいですね。
レガートよりは若干ノンレガート気味にして、ペダルを少な目にすると良い感じになるかな??
因みにこの曲は完全に独学で練習しています。レッスン受けた事ないから、楽譜とにらめっこしつつ自由に弾いちゃってる感じです。
指使いは楽譜通りにせず、自分が一番弾きやすい型にしてます(4の指で弾くところを5にしたりとか)。
一応、全音の楽譜を持っているんですが、最初の音はトリルにしてません。トリルじゃないバージョンの楽譜もあって、そっちの方が好みだったので。
ヒメボタルの写真が撮りたくて再び千葉の山奥へ。大きな玉ボケが撮れたよ!
Googleの画像検索でヒットしたヒメボタルの写真を見ると、綺麗な玉ボケになっているんですよね。
どうしたらあんな写真になるのだろう?
この前僕が撮ったもの、ハッキリとした点で写っているんですね。
まあ、これはこれでアリだと思うんですが、今回は玉ボケ写真が撮りたくて再び千葉の山奥へ行ってきました。
深夜の林道散策
21時まで濃溝の滝でゲンジボタルを撮影した後、2時間ほど仮眠をとりました。
そして時刻は23時。
ヒメボタルが飛ぶまでまだ時間があります。ちょっと林道を散策してみましょうか。
相変わらず真っ暗で何も見えない。月明りもありません。
ホタルは光を嫌うから、当然懐中電灯は使えない。
街中で生活してると、こんなに暗い場所を歩く機会はそうそう無いですよね。発展途上国に行くと街中でも深夜こんな感じの場所ありますが・・・
漆黒の闇の中で身の危険を感じながら歩いていると、なんか自分が活き活きとしてくるのがわかるんですよね。
一歩間違えば大怪我どころではない。崖から転落することも十分あるし、マムシに噛まれる可能性もゼロではない(千葉の山はマムシが多い事で有名)。そんな状況なのになぜだろう??
普段使われてない脳の部分が活性化しているのかな?
確かにそれはあるかもしれない。目を凝らし、耳を澄ませ、肌で空気の流れを感じていると、すべての感覚がどんどん研ぎ澄まされていくのがわかる。殆ど見えなくても、段々と普通に歩けるようになることに楽しさを感じる。
日本も昔は街灯とか無かったワケだから、昔の人はみんなこんな感覚を持っていたのかもしれない。
とりあえず、今回は駐車場から2~3km歩きました。地図で見ると林道の全長はおよそ5km。全部歩くと往復で2時間以上かかるので、半分が関の山でした。
撮影ポイントはもうわかってたんだけど・・・ちょっとね、ヒメボタルがどのように分布しているのか知りたかったので散策しました。
林道全域に分布しているのか?それとも何ヶ所かに集中しているのか?
結果を言ってしまうと、濃い薄いはありつつも森全体に広く分布しているような印象を受けました。
林の中から威嚇される
林道を歩いていると1頭のヒメボタルが横切っていきました。杉林の中に入っていったので、すかさずカメラを設置して撮った写真がコレ。
真っ黒!!ホタルだけが写ってますね。
そういえば濃溝のゲンジボタル撮った時から設定変えてませんでした。
ISO感度1600のままだった・・・どおりで暗いワケだ
この場所は結構な斜面で、奥の方で10頭くらい光ってるのが見えたので、感度を上げて撮ろうとしたら・・・
キーーーーーーーー!!!
という物凄い金切り声が聞こえました。
死ぬほどビックリした!!
どうやらここは猿の縄張りらしい。
僕に対して威嚇しているような感じなので、早く立ち去らないとヤバイですね。
このポイントでの撮影は諦めました。
途中、何頭かのホタルに遭遇したけど一旦駐車場に戻りました。
玉ボケで重要なのはピントの位置。あえてズラす!
よく花を撮影すると背景に玉ボケが出たりしますよね。あれは小さな点光源がボケて丸い玉のように写るからです。ヒメボタルは1秒間に2~3回点滅しながら飛ぶので、写真上では点になります。つまり、ヒメボタルも点光源です。
ならば、あえてピントをズラせば玉ボケになりやすいハズです。
この前はホタルが飛んでる場所にピントを合わせていたからね
ということで、今回はこの2点を意識して設定しました。
・ピント位置を林の奥にする
・絞りを開放にする
具体的には、カメラから10mほど離れた場所にピントを合わせます。実際にホタルが飛んでる場所よりも奥にピントを合わせることで、手前のホタルが大きくボケます。
あとは、F値を2以下にすること。絞りを開放にするほど被写界深度が狭くなり、ピントが合う範囲が狭くなります。つまり、ボケやすくなります。
↓駐車場の明かりでピント合わせしてから試し撮りしました。
うん、玉になりましたね。これならイケるかもしれない!
ついに撮れた、最高のヒメボタル!玉ボケが美しい!
時刻は深夜1時。千葉のヒメボタルはこの時間が一番飛びます。しかも、今日は日中の最高気温が27℃、湿度100%とかなりの好条件。
林道の脇の林をちょっと覗いてみたら、10頭くらい飛んでいました。
僕の膝くらいの高さで飛んでいたので、三脚の足は伸ばさないで撮影しました。すると1頭のホタルがレンズのすぐそばを横切り・・・
でっかい玉ボケが撮れました!!
シャッタースピード4分(20秒を12枚比較明合成)で撮ったこの写真・・・自分としては会心の出来です。
「この写真を撮るために暗い林道を歩いていたのだな~」と思うと、なんか苦労が報われた気がしました。
さいごに
ヒメボタルは7月になるとめっきり姿を見せなくなるようなので、恐らく今回が今シーズン最後の撮影になると思います。
最後にいい写真が撮れて大満足でした!
千葉の山奥には熊は出ないけど、その他の野生動物は沢山います。特にマムシやマダニなどの危険生物には注意!
長袖長ズボンは必須ですね。
あと、僕みたいに猿に威嚇されることもあると思うので、これからヒメボタル撮影に行かれる方はくれぐれも気をつけてください!
おまけ
ヒメボタルが光ってる様子を動画に撮ってみました。
真ん中の黄色い光がヒメボタルです。1頭だけだとショボイかなww
ま、こんな感じで点滅します。実際に見ると凄く幻想的でしたよ( ̄▽ ̄)