【東海道歩き旅 2日目】目的地は小田原。箱根越えに向けて歩く。
4月13日 晴れ(東海道歩き旅2日目) 戸塚~小田原
ホテルの朝食はかなり健康的でした。タンパク質と野菜のバランスがいい。
なかなか美味しかったです!
では早速、東海道歩き旅2日目を記録していきましょう!
と、その前に・・・
僕、ちょっと思ったんだけど40kmのウォーキングって相当な有酸素運動じゃん?
ヘルシアで脂肪燃焼速度をブーストしたらめちゃくちゃ痩せられるんじゃね?
てことでこれを飲んでから歩くことにします。
まずは藤沢の遊行寺へ
戸塚宿
朝の8時3分、戸塚の宿を出発。通勤時間帯に歩き始めた。
今日は小田原まで行くぜ!!がんばるぞ!!
そういえば東海道沿いには時宗総本山の遊行寺があると聞いた。まずはそこを目指すことに。
いきなり坂が始まった。明日は箱根越えなので、事前にこういう緩やかな坂で最適な足運びを研究してみる。
疲れない坂道の登り方とは?
昨日一日歩いてみて感じたのだが、恐らく、人それぞれ呼吸に合わせた最適な足運びがある。歩き方を意識すれば疲労もだいぶ抑えられるハズだ。
今日は箱根越えの準備だと思って自分に合った歩き方を見つけてみよう。
東海道名物「松並木」
松以外の木も混ざってる。
原宿一里塚跡(11番目)
11番目の一里塚なので、45kmくらい歩いたかな。しかし、かすれて読めない!
暫く道なりに進む。
桜がきれいだなぁ・・・
遊行寺
藤沢市に入ってすぐ、大きなお寺があった。時宗総本山「遊行寺」である。
境内はかなり広い。そして、開祖の一遍の石像があった。
鯉の餌を買った。
餌をあげたけど鯉の活性は良くない。クロダイなら今は乗っ込みの時期で爆食いするんだけどね。。。
ここで休憩。遊行寺で一番太い木。大樹のパワーを頂くとしよう。
なんか垂れて来てる???
茅ヶ崎でインドカレー
茅ヶ崎市
暫く歩いていたら茅ヶ崎市に着いた。ちょうどお昼時なのでどこかでご飯食べる。
街道松の切り株。
役目を終えたのか。君は何人の旅人を見守ってきたのかい?できれば、君が生きている時に会いたかったぜ!
クッキーの自動販売機発見!!めずらしいので買ってみた。
白い○人のパクリでないことを願う。
お昼はインドカレーを食べることに。
床下に鉄道模型がおいてある珍しいお店。なんか自分がゴジラにでもなった気分(笑)
カレーもおいしかったよ!
平塚~大磯
平塚宿
平塚宿に着いて早速一里塚発見!
「燃えないごみ」ではないのか。
ここまで歩いてきて100円自販機の多さに驚く。千葉ではあまり見かけない。自販機はトウカイダーに優しい。
平塚市街で東海道歩き旅御一行様を発見。ガイドが引率してくれるので、歩くのが苦手な人はこういう方が楽しめると思う。
大磯宿
15時頃、大磯宿に到着。ここは海水浴場発祥の地として有名だ。
そして、ここから本格的な松並木が始まる。
あとは退屈な国1をひたすら真っ直ぐ歩いていく。あと15kmほど歩けば小田原だ。
小田原に到着!
17時。日が暮れてきたところでやっと小田原に入った。
東海道に入って初めて海を見た。
箱根と富士の共演。千葉県民は富士山を見るとなぜか興奮する。
2日で81km歩いたみたい。
今日の歩行ルート(戸塚~小田原)
本日は小田原駅まで歩いて終了。
歩行距離44kmでした。
明日はいよいよ箱根越えなので、しっかり休みます!
おまけ
お夕飯は小田原名物おでんにしました♪
うまかった(*´∀`)
【東海道歩き旅 1日目】お江戸日本橋六つ立ち
さて、本日より東京の日本橋から京都まで歩いて行きます。
いつも京都へ行くときは新幹線や夜行バスを利用していますが、現代人の足ならどれくらいかかるのか?
江戸時代に東海道が整備された頃は約2週間ほどかかったそうです。東海道は全長492kmだから、1日40km近く歩いてた計算ですね。当時の人はなかなか健脚だったようです。
一応、僕も予行演習のつもりで45km歩いたんですが、なかなかキツかったです。それを2週間連続でやるんですから・・・・はてさて、どうなることやら(笑)
出発時刻は朝の5時30分。昔の言い方だと、六つ立ちになりますかね。
それでは、歩き旅の記録を写真を交えながら残していくことにしましょう!
旅の始まり
日本橋
東海道の起点は東京の日本橋。かつてより交通の要衝とされ、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道などの起点にもなっている。
ここから僕の旅が始まるのだ!
目指すのは京都。日本橋から503kmですね。果たして何日で辿り着けるだろうか。
タイムカプセルがあった。2036年に開封されるってことは19年後か。
僕はもう50代だな。
1km歩きました。
銀座
日本橋から約2kmのとこにある銀座だが・・・こんなに静かな銀座は初めて歩く。殆ど人がいない。たまーに早朝ランナーとすれ違う程度。
一瞬にして人が消えてしまったような、そんな静けさが漂っていた。
芝大神宮
芝大神宮で旅の無事を祈願。変なトラブルに巻き込まれませんように。
高輪大木戸跡。昔はこの辺りまでが江戸だったらしく、旅人を見送りに来る人もいたのだとか。
最初の宿場に到着
品川宿
歩き始めて2時間弱。もう8kmくらい歩いたのかな?
東海道最初の宿場である品川宿に到着。通勤時間帯になり、やっと人が増えてきた。
江戸時代は建物の間口に税金がかけられてたので、ビッシリと狭く並んだ街並みになっていた。今でもその面影は残っている。
交流館はまだやってなかった(残念)
歩き始めてから最初の街道松。小さいけどよく手入れされてるのがわかる。
鈴ヶ森刑場跡
品川宿から旧道を暫く歩いていたら刑場跡が見えてきた。ここで多くの罪人が処刑されたと思うと・・・悲しい歴史を垣間見た気がする。
国道15号線に出て京急蒲田駅の前を通り、暫く歩く。
多摩川
多摩川まで来たらもう東京とはおさらば。川を渡ったら、すぐに川崎である。
川崎からビール工場へ。酔っ払っても歩く。
川崎宿
2番目の宿場に到着。時刻は午前10時20分。少し疲労感が出てきたので、一旦休憩をとることにした。
こちらは「かわさき宿交流館」。東海道に関するいろんな資料があるので休憩ついでに見ていく。
江戸時代の旅人の服は薄手で寒そうな感じ。それに、現代にこの服装で歩いたら流石に目立つよな(笑)
でも、この編み笠はめっちゃ欲しい。
市場一里塚
交流館から暫く歩いた場所に5番目の一里塚があった。ということは、日本橋から20km歩いたのである。やっと本日の中間地点だ。
横浜市鶴見区の桜。ちょうど桜が満開の時期で、凄くきれいだった。
「君のスキ」とした方がゴロが良い気がする。
キリンビール横浜工場見学
お昼頃、街道沿いにあるキリンビールの工場に寄り道した。ビールの製造工程を詳しく見学できる非常に面白い場所だ。ビール好きなら寄るしかない!
原料の麦芽とホップ。
一番搾り(左)と二番搾り(右)を飲み比べてみた。一番搾りの方が甘さと香りが強い。色も濃くて美味しい。
プラコップに入っているとどうしてもアレに見えてしまうが、アレの味など微塵もしない。まあ、アレは飲んだことないからわかんないんだけどねw
見学が終わったらビールの試飲(この日は3杯)もできる。ただビールが飲みたくて来たというおっちゃんもいたくらいだから(笑)
試飲時間が10分しかなかったけど、しっかり3杯頂いたぜぃ(酔い)
神奈川で道に迷う
14時40分。10分で3杯は流石にペースが速すぎたらしく、足元がフラフラしてきた。
今、神奈川宿付近だと思うんだけど、次の宿場の保土ヶ谷はどっち? わからない。
この上の橋が正規ルートだけど、どこから登ればいいんだろうか。
道が全然わからん。迷路のように入り組んでいるからスマホのMapアプリ見てもよくわからない。
でも、バスの目的地は駅周辺であることが多いからバスについていけば正解だと思う(違ってたら詰む)
バスについて行ったら運良く東海道に出られた。信用してよかった~。公共機関だから道を間違えるハズはないのだ。
権太坂経由で本日の目的地へ
保土ヶ谷駅着。時刻は16時半。道に迷ってかなりタイムロスした。
とりあえず、今日の目的地を戸塚に定める。この先は権太坂があるけど、まあ酔いも覚めてきたし大丈夫であろう。
歩ける!!
国1か権太坂かの分かれ道。左は楽な国1だが、男なら迷わず権太坂でしょ。あと、このバス停の時計壊れてますね(今は17時ジャストだよ)
権太坂
うーん、思ったほどの勾配ではなかった。そこらへんにあるフツーの坂だった。箱根駅伝みたいに走って登ったらキツイだろうけど・・・
権太坂過ぎたら暗くなって来た。暗くなったら無理せず国道1号を進むのが今回の旅のルール。旧街道にこだわり過ぎて事故ってもいけないからね。
ご当地マンホール発見!!
これは箱根駅伝バージョンだね♪
戸塚に到着
19時ジャスト、戸塚に到着。めちゃくちゃ疲れた(苦笑) 足が若干むくんでいて重い。
でも、街道歩きめちゃくちゃ楽しかった!!
歩いていると周りから得る情報量が全然違いますね。普段車で移動していると目にも止めないような景色を、歩いているとじっくり見れる。要は見るもの全ての解像度が高くなるんです。
これを京都まで味わえると思うと、めっちゃワクワクします!
ということで、1日目の記録はここまでです。
今日の歩行ルート(日本橋~戸塚)
距離は上手く測れなかったけど、たぶん45kmくらい歩いたと思います。
明日からは違うアプリを使ってみますね。
東海道歩き旅 準備編 持ち物
東海道歩き旅まであと2週間。そろそろ持っていく物を準備していきます。
歩き旅で重要なのはできるだけ不要な荷物は省く事です。
荷物の軽さが歩く距離とスピードに影響するのです。
ザック Coleman トレックモーション 30
男ひとりの歩き旅、宿をとりながら歩くのであればザックの容量は30Lあれば充分。Coleman トレックモーション30は底部にレインカバーが付いてるので急な雨でも安心です。
ザックの中身は以下の通り。
・雨具
全身をカバーできるEVAのポンチョを選択。軽くて環境によいです。傘は重いから雨の日だけコンビニで購入しても良いでしょう。
・着替え
長袖Tシャツ2組、インナー2組、パンツ3組、靴下3組。
宿で洗濯をするつもりならこれだけで良いでしょう。寒い時は重ね着で対応します。
靴下はランニング用の5本指滑り止め付きを選択しました。
あと圧縮袋で仕分けしておくと、かさばらなくて便利ですね。
・タオル2枚
吸湿速乾のものが良いです。
・洗面用具
歯ブラシ、フロス、歯磨き粉、カミソリ、石鹸を持っていきます。
・ジップロック2枚、ビニール袋2枚
汚れた服やゴミを入れるのに使います。
・水筒 0.6L
プラスチク製の軽いものを選択。歩き旅において水分不足は死活問題になります。必ず用意しましょう。
・非常食
箱根峠などでエネルギー切れを起こさないように用意しておきます。スポーツ羊羹や塩アメが良いかも。
・充電器
スマホ、デジカメ用の充電器2つ。
・モバイルバッテリー
スマホの電池切れを防ぐため。
・モバイルキーボード
スマホでブログ更新する時に使う予定。要らなかったら自宅に送ります。
・LEDライト
暗くなってから使用。安全確保のため、ライトで車に自分の存在をアピールするために。
・地図とガイドブック
ぬりつぶし「東海道五拾七次」の旅手帖_日本橋~見付宿編 (大人の趣味採集帳)
- 作者: クラブツーリズム講師会事務局
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ぬりつぶし「東海道五拾七次」の旅手帖_浜松宿~三条大橋/高麗橋編 (大人の趣味採集帳)
- 作者: クラブツーリズム講師会事務局
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この二つを買ったのだけど、ぶっちゃけ重くてかさばるから地図の部分だけ印刷して持っていくつもりです。
サブバッグ Colemanショルダー
こちらのサブバッグは頻繁に使う小物類を入れておきます。
・スマホ
宿の予約、友人・家族への連絡、歩きルートの表示、ブログやSNSへの投稿などに使います。とっても便利な道具♪
東海道の風景を記録するために持っていきます。スマホのカメラより高画質な写真を撮りたい場合は必須。
・財布
旅行用の薄くて小さいやつ(後日購入予定)を持っていきます。
ザックに入れておくのは不用心なので、ショルダーバッグかズボンの前ポケットに入れると良いでしょう。
中身はキャッシュカード1枚と現金を少しだけ。あと保険証を持っていきます。
・メモ帳
フィールドノートに気になった事をメモします。
・筆記具
フリクションの消せる3色ペンとボールペン1本を持っていきます。
自分の服装
・帽子とメガネ
一日中歩くので紫外線対策に。目は人体で唯一むき出しの臓器なのでしっかり守ります。
・アウター
海沿いは風が強いから防風性能が高いものを選択。暑ければ折りたたんでザックにしまいます。
・Tシャツ
・下着
・ジーンズ
服装はストレッチ仕様だと歩きやすくて良いです。
・靴下(5本指)
5本指は指同士が擦れないのでマメができにくいです。
・ランニングシューズ
ASICS GT2000 NEW YORK5を選択。クッション性が高いランニングシューズは足への負担を軽くします。
また、今回僕はSuperfeetというインソールを使って更なる負担の軽減を試みます。
足元にはしっかりと投資しておくべきでしょう。
・パスポート入れ
海外旅行で使ったものだが、サブの財布として利用します。
クレジットカードと家に帰れる分の現金を入れておき、首からぶら下げてインナーの中に隠しておきます。
肌身離さず持つので無くす可能性を限りなく0にできます。最悪、メインの財布を落としてもこれがあれば何とかなるので。
資金を分散させておくことは大切です。
以上で準備編(持ち物)は終わりです。
↓東海道歩き旅本編はこちら